日本ではあまり馴染みのない役割ですが海外では、より合理的にプロジェクトを進めるために常にプロジェクトマネージャーという人間が各案件に存在します。プロジェクトマネージャーはクライアントに代わってプロジェクト全体を統括し、空間のデザインから工事の予算やオープンまでのスケジュールなど全てを把握します。円滑に、無駄な予算を使わないようプロジェクトを遂行し、結果的にそれがクライアントの労力、時間、予算の減少に繋がります。

1、物件契約前の現場確認

物件の状態や契約条件、既存設備が新業態に適切なのかなど、工事金額に大きな影響を及ぼす要素は、物件契約前に確認する必要があります。
その為、プロジェクトマネージャーはこの時点からプロジェクトに参加させて頂き、プロの視点からのアドバイスをクライアントに提供いたします。

2、不動産契約

契約締結の時点からデザイン作業が始まります。現場の細かい諸条件や法的規制などをデザイナー達に周知、テナントオーナーと交渉するなど、専門的な部分でクライアントのお手伝いをいたします。

3、デザインや工事金額の決定

デザインや工事金額の決定などに際し、外部業者であれば見積の査定や金額交渉などお客様に代わって行い、同時に減額案などの提案もデザイナーとお話させて頂きます。

4、着工

工事期間中は、現場で問題があった時の対処やデザイン、工事が工程通り行われているか等の確認を行い随時クライアントへご報告します。

5、竣工

竣工チェックはお客様と一緒に行い、普段目の届かない細部まで厳しく確認させて頂きます。
是正箇所があれば、施工側と打ち合わせの上、スケジュールを提出いたします。

6、オープン

オープン準備時は急遽必要になったものの手配など、可能な限りサポートさせて頂きます。

決して妥協せず、クライアントのアイデンティティを見つけ出し、それを空間デザインに昇華するのがデザイナーです。
クリエイティブなセンスだけでなく、豊富な法知識やコスト感覚を併せ持ち、細部にまで拘ったデザインをクライアントの予算に沿うよう創り上げます。
物販・飲食店舗、オフィス、小規模住宅など様々な物件のリノベーションに対応可能です。

1、不動産契約

契約締結後、デザイナー的見地から現場を確認し、クライアントの要望と現場の適性などをすり合わせます。

2、プランニング、デザインプレゼンテーション

デザインの決定まで、数度に渡りクライアントとの間でミーティングとプレゼンテーションを行います。この時点では工事見積前の段階ではありますが、ある程度予算の話も交えたものにする事も可能です。クライアントが直接購入される家具などの相談に対しても対応させて頂きます。

3、工事金額の決定、着工

クライアントに代わって工事見積の確認や減額プランの提案などを行います。
工事期間中のデザイン確認作業なども定期的に行います。

4、着工

竣工時の最終デザイン、クオリティチェックを行います。

コンストラクションマネージャー（施工監理者）は工事内容、予算やスケジュールなど常にリアリティを持ってプロジェクトに参加しています。それにより、プロジェクトはより抜けの無い確実なものとなり、不測の事態にも対応し易くなります。
無駄を省いた段取りと腕の良い職人達が、より良い空間作りに貢献いたします。

1、デザインの決定

この時点で工事金額の見積を行います。
デザインの途中であっても、デザイナーと連携して概算という形であれば金額を出す事は可能ですが、小さな変更でも大きく金額を変化させる恐れもあるのでクライアントには決定後の見積作成を推奨させて頂いております。

2、着工

工事期間における、スケジュール、予算、デザインなど全ての管理を行います。
クライアントが実際に工事現場を見て、デザイナーと話し合い、デザイン変更する事もあり、その場合リスク管理も含めて対応させて頂きます。

3、竣工、オープン

引き渡し時には全ての設備におけるご説明をスタッフ様などに行います。
竣工検査において是正や追加のかかった部分などの対応を行います。
追加工事分であってもできる限りオープン日に間に合わせるよう対応いたします。

4、オープン後

急なメンテナンスなどにも迅速に対応させて頂きます。